今のこと
これまで書いてきたのは、不妊治療を始めた8年前のことです。
まだ治療について書きたいことはいっぱいあるのでこれからも書いていくつもりですが
現在についても書いていきたいと思います。
1人目を妊娠してから、いろいろあり数々の治療も経て今3人目が産まれました。
本当にありがたいことです。3人目が今7か月になります。
1人目、2人目、3人目と全部の治療で併用して独自でやってきたことがあります!
それは漢方薬です。私の中ではこれが一番効果が大きかったような気がします!
1人目の時飲み始めて3か月で妊娠できたこともあり、妊活の時は飲むようにしていまし
た。でも基本的に薬が嫌いなので(特に粉TOT)普段は飲まず、妊活を逆算して3か月
は必ず飲んでいました。大体効果が出るまで3か月と言われているからです。
3種類処方してもらって1回3包1日3回!計9包!すごい量でした汗
でも何が何でも3か月は!と気合い。漢方は粉というより、粒状で味も苦いのでふつう
に飲めずに袋オブラートに包んで飲みました。しかも慣れてくるといかに回数を減らす
かを考えだして1つのオブラートに2包半入れて、オブラート4つで1日分を一気に飲むと
いうやり方をあみだして飲んでいました。そのかいあってか、スムーズに不妊治療が
進んでいた気がします!漢方を処方してくれた先生にも本当に感謝です!
病院
人工授精の結果、自分では調べましたがきちんと病院で調べてもらうまでは緊張でした。いつもの不妊治療の病院で調べてもらうと無事に胎嚢確認!
いままで不妊治療のことばかり調べていたので、これが何かは最初わかりませんでした。そしてここからがまた、心配なことも…胎嚢確認できたものの次は心音確認だそうで。心音が確認できたら不妊治療の病院は卒業だそうです。
家で陽性確認後、あまりにも早く病院に行ったので4週とかだったのでまた2週間後来てね、と言われて帰りました。帰ってからとにかく妊娠について調べまくりです。改めて妊娠できたことがすごい奇跡なんだなーと実感しました。そして無事に産まれるまで、まず心音確認、9週の壁、12週の壁・・たくさんの壁があることも初めて知りました。2週間長いー!はやくすぎてくれー!と毎日思っていました。
運命の人工授精5回目
いよいよ運命の5回目にチャレンジです。これでできなければ諦める。
この時の人工授精は、ちょうど病院の休診日の関係で自分の思うタイミングと
ズレがありました。いつもなら人工授精後は(妊娠したかも!)と勝手に妄想しながら
そーっと過ごしていましたが、私たちはどうしてもこの5回目に望みを持っていた
ので、人工授精2日後に独自でタイミングをとりました。休診日の関係でもしも
ズレていたら悔しいから!
その後はいつも通りそーっと過ごしながらむかえた生理予定日。体温下がらない。
1日くらいそんな時もある。(このころになると、リセットしても心の傷が浅いように
考えるよう自分の中で守りに入る)そして次の日、まだ下がらない。いやこんな時も
ある。3日目、まだ下がらない。ちょうど仕事が休みで旦那と高尾山に登山に行く
予定でした。体温計を持って、車の中で1時間おき位に計っていた(笑)そわそわ
してきた。高尾山登ったけど体温が気になって景色どころじゃない。
帰ったら検査してみよう!どうか体温下がらないで!
そわそわしながら夕方やっと帰宅。駄目だったときの心の準備もしながら、おそる
おそる検査してみる。緊張で長い1分後、、見たこともない線が現れた!!
「え、これは!?これが!?ちょっと!」あわてて旦那のもとに。駄目だったときの心
の準備をしすぎていたので思ったより冷静だったがついに妊娠できた!その夜は信じら
れなくて、ドキドキが止まらなかった。
人工授精2、3、4回目続けて撃沈・・・(TOT)
人工授精2回目からは、セロフェンという排卵誘発剤を飲むよう指示がありました。生理5日目から飲みます。排卵はちゃんとしているのに何故?と思ったのですが、排卵日を予測しやすい、質のいい卵胞が育ちやすいなどの理由があるようです。
その後人工授精を続けること3周期全部撃沈が続きました。その間、妊活に良いというものは何でも試しました。旅行に行って子宝に恵まれると聞いてさるぼぼ人形を買ったり、風水で見てオレンジの財布を買い子宝に恵まれるという木村さんという待ち受けに変えたり、臨月の友達に頼んで陣痛中に富士山の絵を書いてもらったりなどなど。とにかく必死でした。黒入り玄米茶というのも体を温めるのでいいようで職場に持って行ってのんでいました。たんぽぽコーヒーもチャレンジしましたが、どうも味が苦手で飲めませんでした。変わらず漢方は飲み続けていて、血液検査の結果、於血と冷えが強いということで、高麗人参の成分が入ったとても高級な薬も加えて飲んでいました。漢方を飲み始めて3か月位経ちましたが、体が劇的に変わったって感じはしないものの、疲れ方が違ったかも・・不妊治療をやっていくなかで、次のステップに移行する目安は5回位だといいます。
次で人工授精5回目・・・節目です。そのころ私たちは予算や心の問題などもあり、次のステップの体外受精までは考えていませんでした。そして次で最後にしようと2人で話していました。子供がいない人生もあると無理やり自分に言い聞かせ考え始めていました。でもあきらめたくない!
結果・・・そして漢方との出会い
生理予定日まで、基礎体温とにらめっこしていましたが、体温下がり結果は妊娠してい
ませんでした(TOT)やっぱりそんなに甘くないか。。。
2回目に挑戦です。ちょうどそのころ、母から漢方の話を聞きました。いとこが薬剤師
をしていて、漢方を処方してくれるお医者さんを紹介してくれました。
もともと薬は苦手で、ましてや漢方は粒状なので飲めるか心配でしたが、漢方には
一目置いていました。というのは、父が昔肝炎を患っていたことがありました。
肝炎は今では薬ができて完治できますが、当時はインターフェロンという薬ができはじ
めたばかりの開発途中だったためその人に合えば効くといった試しながらの治療でし
た。私も若かったのであまり分かっていなかったのですが・・
そこで併用していたのが漢方でした。なかなか薬が効かないなか、2年3年と進行を抑え
られていたのは漢方のおかげだったねと家族でよく話しています。
そのかいもあってかようやく薬が効き見事父の肝炎は完治することができました。
長くなりましたが、そんなことがあったので漢方ってすごいなと思っていました。
さっそく紹介してもらった病院を受診。そこは総合内科でした。まず看護士さんが話を
聞いてくれます。とくに具合が悪い訳ではないので、不妊治療をしていること、子供が
欲しいことを伝えるとカルテにびっしり話したことを書いていました。
はじめてこんなに真剣に話を聞いてくれる病院に出会いました。次は採血です。結果は
次回わかるようです。そして先生の診察です。カルテを見ながらまた話を聞いてくれて
お腹を診てくれました。押してみたりすると冷えているところなどわかるみたいです。
漢方薬を2種類だしてくれました。23番と106番1か月分です。
次回は採血の結果をみてまた薬を調節しますとのことでした。
かなり冷えているみたいなので改善できるといいです。